モノにする
同期とグループワークでの自分たちが情けなさすぎるという話をしたので、今回はその点について最近感じたことを書こうと思う。
少々ネガティブな内容もあるが、決して悲観的になってるわけではなく、むしろここからだと思って書いてるのでご安心ください。笑
では本題へ。
最近自分の無能さを痛感することが増えた。が、無能ゆえに変なプライドを捨てることができた気がする。
無能だと感じたきっかけは上で述べたようにグループワークだ。グループワークではリーダー的な役割を担う人や積極的に発言してくれる人、なんかすごい革新的な意見を言ってくれる人などメンバーが各々、何かしらの役割を果たしている。
さあ、自分はいったいどんな役割を果たしたのだろう。と、毎回考えさせられる。おそらく指示に従い、期日通りに終わらせたくらいかという結論に至る。果たしてそれを役割と言っていいのか。
もちろん意見は述べるが、新たな提案をしたわけではない。すでに出ていた意見に対する補強をしただけだ。(まあ補強も大事だが、今回は置いておこう。笑)
そんなことを考えていると、あれれ、自分何もしてないじゃん、無能だ~という風になってしまう。
ただ無能なら無能なりにできることを考えなければならない。疑問があれば質問をする。明らかな勉強不足で生じた疑問ならその場では猛反省して謝って教えてもらう。そして終わってから復習する。結局はその繰り返しだ。わからないままにしてては今後に活かせないし、わざわざ教えてくれた相手の時間を無に帰することになるからだ。そんなこんなしているうちに、聞くのは恥だという変なプライドは捨てられた。幸いなことにメンバーは理解できるまで付き合ってくれる。恵まれたなと毎回思わされる。
ただ勉強量が足りない以外の問題として、そもそもメンバーの中にはなぜそんな考えを思いつけるのか、どこでそんなこと知ったのか、というとんでもない視点を持ってる人がたくさんいる。
彼らと自分の違いはなんだろうと考えた時、経験をモノにできてるかどうかだと感じた。なんでそんなこと知ってるの?どこからその視点が出てくるの?と聞くとだいたいの答えはもともと興味があったから詳しく調べた、留学で知った、実務家にアポ取って話を聞いた、オフィスアワーを設けてもらった、などというものだ。
どのメンバーも自ら行動して経験したことをそのままにしていない。堂々と発言する様子を見るたびに、この人たちは経験したことをさらに深掘りして自分のモノにしていったんだろうなと思った。
そんなこと簡単にできると思う人がいるかもしれない。自分自身、今まで「行動して自分のモノにする」ことができてるつもりでいた。が、実際は全くできていなかったことを痛感した。グループワークで実際に人の話を聞いて、これが本当の「行動して自分のモノにする」ということかと実感した。だから尚更、それができているメンバーがすごいと心から思う。
さて、自分にはどんな経験があり、それをどうモノにしていくことができるか。色々と考えたがそう簡単に答えは見つからなかった。でもとりあえず、時間はかかるかもしれないけど、淡々と頑張ってみようと思う。
長々と書いてしまった。
最後まで読んでいただきありがとうございました。では、また次回。
以上。